The Goal

この言葉を聞いて何を思い浮かべるでしょうか?


私は専ら、サッカーの点を決めた時の「ゴーーーーール!!!」ってやつです。笑


11人で繋いだボールを相手のゴールマウスに突き刺した時のあの快感は堪らないですよね・・・・・・・・・・そんなことは置いておいて。






今回も「ハシゴ課題図書」です!!!

(「またあの上司、本紹介してきたよ・・・。」なんてこれっぽっちも思ってないです!)←






今回はエリヤフ・ゴールドラットの著書The Goal

題名はそういうことです。笑


そして、今回はなんとマンガ!


ジャンプもサンデーもマガジンも毎週立ち読みする私にとって、マンガはちょろいものです笑


それなりの量ありましたが、1時間程度で読み終えました!!!






組織の中で何をしなければならないのか?多くの学びがありました。


この本でのエッセンスを私なりに抽出すると以下の3点が挙げられると思います!






「Essence of "The Goal"」

①単純明快な目標の設定

②分かりやすいKPIの設置

③TOC(制約理論)の導入






①単純明快な目標の設定


組織、特に企業にとっての大きな目標とはなんでしょうか?


「社会に貢献すること」という大きなものから「作業効率を上げる」といった小さなものまで多岐にわたると思いますし、絶対的な正解もないかもしれません。




この本で挙げられていたのは「お金を稼ぐこと。」


汚いと思う人も多々いると思いますが、私は間違ってないと思います。


資本主義の世の中で生きており、企業活動はボランティアではありません。


ここがブレない組織・企業は強いのかなと思います。






②分かりやすいKPIの設置


ではお金というところに着目すると、何をKPIにするでしょうか?


純利益、投資収益率、キャッシュフロー・・・などなど。様々あるでしょう。


ここで挙げられていたのは、以下の3つです。 




⑴スループット:販売を通じて作りだしたお金


⑵在庫:販売しようとするものを購入するために投資したすべてのお金 


⑶業務費用:在庫をスループットにするために費やすお金




投資から販売までの全行程をお金を軸に考えているのです。


従来のKPIより、かなり分かりやすくなっているのではないでしょうか?






③TOC(制約理論)の導入


別名、全体最適マネジメント理論とも呼ばれます。


組織の中で仕事をしていると必ずボトルネックが生じます。個々の事象の能力に全くバラツキがないということはほとんどないため、仕方ないことではあります。


TOCはこのボトルネック、つまり制約に集中し改善していくことが全体最適になるという理論です。


この理論を取り入れるに当たって5つのステップがあるのでここでも紹介!




⑴ 制約を見つける

⑵ 制約をどう徹底活用するか決める

⑶ 他の全てを⑵の決定に従わせる

⑷ 制約の能力を高める

⑸ 制約解消次第、⑴に戻る






なるほど・・・この順序を踏めばどんな組織もKPIの改善につながり、ひいては組織の目標、The Goal につながっていく。そういうことなのか!!!


今回も学びがありました!!!




お・ま・け


本の内容と直接的な関係はないのですが、あとがきにあったエリヤフ・ゴールドラットさんの言葉が刺さったので、ご紹介。




「学ぶことの最大の障害は答えを教える事ではないか?それは、自分で答えを見つける機会を永久に奪ってしまうからである。自分で論理的に考えて、答えをみつけだすのが、人が学ぶための唯一の方法だと私は信じている。人が考えるようになるためには、命令形の「!」マークよりも、疑問系の「?」マークのほうがはるかにいい」




考える力、大事。

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